深大寺散策(4) 深大寺城址
深大寺散策が終わったら神代植物公園にポケモンGOをしに、草花を見に行く予定だったのだけど、ふと見ると道の向こうに石垣がある。
きれいにスパッと切られた石じゃないので、もしかして中世の遺構?と思ってスマホで検索してみると、本当に中世の城址で「深大寺城址」というらしい。
(あ~スマホって便利)
これはちょっと色々見てみたいですよということで散策することに。
なんか「ニオウ」感じの道もありますよ!
どうやら水生植物園の敷地内に遺構があるようなので行ってみることに…。
菖蒲なども植生しているようなので時期によっては賑やかなのだろうけど、今は残念な…落ち着いた感じになっていた。
水生植物園から城址に行けそうな道にかかっている橋が腐りかけていて進入禁止になっていたため、途中で引き返したのだけど、案内板を見ると入口の右側から行けそうな道があった。
こっちこっち。
なだらかな坂道を登っていくと、
そば畑!ごちそうさまです!
さらにすすむと、子供たちが遊んでいるあやしいこんもりした場所が!
「これ空堀じゃない??」と思ったらやっぱり空堀、土塁だった。
どうやら土橋も再現されているらしい。
土橋を渡ると城址の碑があった。
さっきの空堀のあった開けた場所が第2廓で、土橋を渡ったこちら側が第1廓。本丸らしい。
第1廓から東側を見下ろすと先ほどの腐りかけの橋と水生植物園が見える。先ほど下から見た時も思ったけど、けっこう高低差がある。
この城は台地の上にあって東側の谷底部分は湿地帯で、水生植物園の土はぬかるんでいたので、敵が侵入しづらいだろうなという感じ。昔の人はそういう地形なんかをよく活かして防衛してるよなと思う。(しかし、これでも築城技術的には強固とは言えず甘いらしい。)
まぁ現代も湿地帯を水生植物園にしてるし、上手く活かしてあるんだけど(笑)
そして、第1廓側から第2廓を見る。手前は土橋。再び第2廓に戻る。
第2廓は空堀遺構がたくさんある。
(安全上、少し埋められているらしい。往時はもっと深かったみたい。)
第2廓の建物の礎石の址。(難波宮跡思い出したw)
深大寺城についての歴史など詳細の説明をするのは 面倒くさい 素人だし間違いがあってはいけないので、wikiなどをご覧くださいませ。